『中国遊園地大図鑑 北部編』が完成しました。前編に引き続き、後編でも紹介します。前回に引き続き、ワザと画質を落としてます。
北部編は三章から成り立っており、続きの第2章は東北地方の黒竜江省や吉林省です。旧満州国の領域でハルビンや長春が多いです。
いきなりコラムですが、これはネズミ型のジェットコースター特集です。この様に何かから思いっきりインスピレーションを受けたジェットコースターが中国各地の遊園地で目撃されています。なぜネズミを象る必要があったのか。
遊園地やテーマパークの廃墟は日本でも人気のテーマですが、中国でのとなると珍しいでしょう。そして中国全土で無数に存在する凱旋門のパクリ。
正面から見ると豪華なシンデレラ風のお城だけど、裏に回ると薄っぺらいハリボテだと分かります。
日本でもデパートの屋上などにあった100円コインの遊具的なものですが、中国だと得体の知れないキャラクターのオンパレード。
このコラムではヘンテコリンな看板、パクリだらけの看板を集めました。
第3章は遼寧省です。大連や瀋陽がメインです。
ネズミ型キャラクターやあんパン型キャラクターの遊具など。
まるで幼稚園児が描いたかの様な壁画。
子供達が自由に遊園地の壁に落書きしたかのような絵の数々。
あまりのグロテスクさに、怖いというより気持ち悪いという感想が先立つ、中国のお化け屋敷。
怖いというだけでなく、何だか汚らしく、雑然とした中国のお化け屋敷。
日本のバブル建築を凌駕する、やり過ぎ感溢れる超豪華リゾートホテル。シンデレラ城をモチーフにしたのかもしれませんが、近未来風超高層ビルの様でもあり、異様です。こうした不思議な建築も載せてます。
中国の遊園地で売っている偽物キャラクターグッズの数々。
パクリっぽいものが目立つ一方で、本格的な遊園地も沢山出来てきているようです。これは大連の発現王国というテーマパークで、非常に洗練されていて、ハイレベル。日本の遊園地と遜色はありません。
ディズニーランド風のパレードもやっている様なのですが、どう考えてもアメリカ人スタッフではなく、ロシア人。しかも冬季はクローズされているので、ウラジオストクや沿海州からの出稼ぎの可能性があります。アメリカ人のプリンセスのフリをしたり、ローマ兵のフリをしたりと、こんなところでも偽物感が漂ってしまって、悲哀を誘います。
全てのページが魅力たっぷりですが、ここで全てを載せる訳にはいきません。
是非買って見てみて下さい。早いところでは近日中に店頭に並び始めるはずです。